新潟市中心部に位置する閑静な住宅地に計画された住宅。敷地面積30坪弱という限られた面積の中で、周辺環境を生かしつつ、様々な建築的仕掛けを取り入れたプランとすることで、延床面積25坪を意識することのない、開放的な空間を獲得しています。

 

模型写真A:道路北西側より俯瞰で見ています。全体的には東へ向かって登る緩い傾斜地となっています。建物は敷地に対し前面に駐車2台分を確保しつつ南側に配置されています。

 

模型写真B:前面道路より見ています。左手前は横付け駐車スペースを確保しているため、玄関には右手よりアプローチします。

 

模型写真C:南西側より南面を見ています。南側隣地には奥行き2mほどの空地があり、将来的にも採光が期待できる環境となっています。

  模型写真D:LDKを見ています。2階リビングとしていますので、上部を屋根勾配なりの天井とし、ロフトまでの吹抜けとすることで、開放感のあるリビングとなっています。
 
模型写真E:キッチンよりリビング方向を見ています。リビング外周側には、それぞれ目的に応じた高さで造り付けの棚を設けています。キッチン収納、学習机、TV台等の使用を想定しています。  

基礎配筋の状況です。

 

 
基礎コンクリート打設後の脱型状況です。   上棟時の軸組状況です。
 
2階軸組、床下地の状況です。外壁下地ダイライトを張り終え、サッシ取付後となります。  

竣工時外観、前面道路北西側より見ています。

 

道路正面より見ています。右手に縦駐車1台、左手に横駐車1台のスペースを取り、斜め壁によって余裕の生まれた右手より玄関にアプローチします。

  アプローチを見ています。ポーチ庇は準防火地域の延焼ライン内ですが、外壁を先に仕上げる事で軒裏の杉板張りを可能にしています。
 
玄関を見ています。インテリアはシンプルに、玄関土間はモルタル仕上げ、壁はラーチ合板とOSB合板のみ、天井はシナ、ラーチ合板の仕上げとしてクロスを使用せず、木に囲まれたイメージとなっています。正面のガス管は、コート掛け、傘掛け兼手すりとして機能します。  

玄関より階段ホールを見ています。斜め壁に沿って階段を設置し、小さな吹抜けを設けています。さらに吹抜上部にロフトへの階段が重なって見えるため、視覚的にも非常にアクティブな空間となっています。[ロフト見上げ]

 

階段ホール奥より玄関、トイレ方向を見ています。1階には6帖洋間と、分割可能な10帖洋間の2室が南側に面して並んでいます。

  1階の6帖を見ています。ここは2階床下地現しの天井としています。
 

トイレを見ています。後部に収納、ガス管にて手すり兼紙巻き、タオル掛けなど製作し、手洗い脇には跳ね上げ式の棚を設えています。[詳細はこちら]

 

階段を登り、2階LDKを見ています。正面に南面の窓が連なり、右手のTV台からベンチ、学習机、キッチン棚と繋がっています。ベンチ上には室内物干しの固定バー、ベンチ上の窓外部にも物干し竿掛けが設置されています。

 
階段上よりキッチン、洗面方向を見ています。   リビングよりキッチン方向を見ています。キッチンは後部にコンロ、シンク側をアイランドとしてダイニングテーブルを兼ねたものとして製作しています。
 
キッチンよりリビング方向を見ています。中央部は屋根勾配なりの天井としています。   キッチンを見ています。コンロはスーパーラジエントヒーターとしています。
 
洗面を見ています。正面の小窓は階段吹抜けに面しており、室内物干しのできるスペースとなっています。[小窓を開けた状態][詳細はこちら]   洗面前よりロフト方向を見ています。
 

ロフトを見ています。

  ロフトよりLDKを見ています。



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