konititle

敷地は以前長屋であり、基準法上の42条2項道路に面しており、西側の駐車場以外は近接した住宅に囲まれています。ここでは、将来的な周辺環境の変化を考慮した日照の確保と、小さくとも広がりの感じられる内部空間を目指して計画しています。


konimod1.jpg

konimod2.jpg
模型写真A:小屋裏に設けるロフトの形状によりマンサード屋根としています。

模型写真B:こちらが道路に面したファサードとなります。南側(写真左手)に車1台分の空地を設けるよう計画しています。
konimod3.jpg

konimod4.jpg
模型写真C:南側空地と2階南側開口部、吹抜けの関係を考慮して、冬至の昼の日照は1階北側の壁にまで差し込むようにしています。
模型写真D
koniuc01.jpg

koniuc02.jpg
根切り時の状況です。表面波探査の結果、地盤はとても良い砂質地盤でした。
基礎配筋の状況です。ここではベタ基礎立上がり450、ベース配筋D-13@200、立上がり主筋上端D-13下端2D-13とし ています。
koniuc03.jpg

koniuc04.jpg
基礎型枠脱型、天端均し終了の状況です。外部足場も組まれています。
上棟し間柱を入れているところです。
koniuc05.jpg

koniuc06.jpg
西側駐車場より夕方撮影したものです。現状では西日の影響を受けやすいことが分かります。
外壁下地構造用合板を張っているところです。
koniuc11.jpg

koniuc12.jpg
1F内部床下地を終え、天井下地造作中の様子です。
2F内部床下地を終え、天井下地造作中の様子です。
koniuc10.jpg

koniuc07.jpg
サッシの取付け、防水テープ貼りの上透湿防水シート張り、通気層胴縁打ちをしたところです。
1F内部壁下地造作中の様子です。
koniuc08.jpg
konif18.jpg
2F内部壁下地造作中の様子です。
竣工時外観です。
konif019.jpg

konif0201.jpg
外部は左手駐車場とリビング窓前の小さな庭、正面は車一台が横付けできる程度境界よりセット バックしています。
玄関を入りLDK入口よりリビング方向を見ています。
konif002.jpg
konif009.jpg
リビングよりキッチン方向を見ています。吹抜けから光が降注いでいるのが分かります。4月初頭午前11時頃の日照です。
キッチンカウンターは幅広の杉の一枚板で製作し、シンク、ガスコンロを組込んでいます。朝食など簡単に済ませる食事は直接このカウンターでとる事としています。
konif023.jpg
konif032.jpg
リビングより和室方向を見ています。和室はスタンダードな6帖間です。階段下にTVが置かれる予定で、フロアコンセントで対応しています。

リビング、和室の境よりキッチン方向を見ています。
konif022.jpg
konif006.jpg
和室よりリビング方向を見ています。この写真は午前9時過ぎの日照です。僅かに直射光が吹抜け側の壁を降りて来ているのが見えます。夏にはこの時間の直射光がバルコニーに遮られます。
リビングより吹抜けを見上げています。2階への階段とロフトへの階段が2つ重なっ ているのが見えます。
konif029.jpg

konif004.jpg
2F廊下を見ています。ロフトに向かう階段と、上に個室3ロフトの小窓が見えます。

2F吹抜けを見ています。左手の複合窓は廊下から鍵を開け、バルコニーより清掃できるようにしています。また、正面に見えるスリット状の縦開き窓も、右手の室内小窓より操作、清掃できるようにしています。
konif010.jpg
konif017.jpg
バルコニーを見ています。この右手の複合窓から吹抜け〜リビングへの冬期の採光を期待しているため、手すりにはFRPグレーチングクリア色を使用し、採光を妨げないようにしています。
2階個室1です。正面はクロゼットで、奥にある個室2と両面から使用するものとしています。空調も個室2に取付けられたもので2室まかなうため、鴨居上部を解放し、照明を組込んでいます。
konif016.jpg
konif014.jpg
2階個室1よりクロゼット扉を開放ち、個室2方向を見ています。
2階個室3です。2帖のロフトがあり、専用の階段も設けられています。正面の小窓が吹抜けに面しています。
konif013.jpg
konif011.jpg
ロフトへの階段より2F 廊下、リビング吹抜けを見下ろしています。ここから見える1階床部分にソファが置かれ、斜めに見上げるとロフトレベルまで視線が通り、広がりのある空間を 感じ取れるよう意図しています。
ロフトを見ています。十分な収納量を確保し、吹抜けへの補助的採光としてトップライトが設けられています。またロフトレベルの窓を 開けることで、夏の下階諸室の換気をスムーズに行うことを意図しています。


Copyright © 2009 marukosatokenchiku,co.ltd. All Rights Reserved.