南側幅員5.5m道路に面する準防火地域内既存住宅地の一角に計画された住宅。敷地は1.5mほどの高低差があるため、前面に普通車1台、軽1台の横付け、軽1台縦向き計3台分の駐車スペースを設け、土留めの上に住宅を配しています。階段によるアプローチを上り正面に小さな庭、右手に向かって進み、深く彫込まれたポーチで雨掛かりを除けながら玄関にアクセスする形としています。室内は1階をLDKの一室空間とし、木製製作のキッチンワークトップを多目的作業台として生活の中心とするものとしています。また階段廻りをロフトまでの吹抜けとし、北側ワークスペースへの採光を得ると共に、視線の抜け、縦方向の広がりを感じられる場としています。


 
模型写真A:前面道路南東側より見ています。妻を正面に向けた切妻屋根とし、中央部にロフトを設けています。   模型写真B:前面道路南西側より見ています。玄関は中央のくぼみの右手になります。
 
模型写真C:リビングを掃出窓より見ています。キッチンワークトップはシンクを組み込んだ多目的テーブルとし、コンロは後部壁側に組み込んでいます。   模型写真D:リビングより玄関方向を見ています。右手正面にテレビ台を設える予定です。
 
模型写真E:キッチンより玄関方向を見ています。   模型写真F:2階洋室小窓より1階キッチン方向を見ています。
 
基礎配筋状況です。スラブD13@200としています。   基礎工事終了時の状況です。スラブ厚150、立上がりW150としています。
 
上棟時の状況です。   外壁下地ダイライト張りの状況です。
 
1階内部軸組の状況です。リビングより水廻り方向を見ています。   2階内部軸組の状況です。
 
本体工事終了時の外観です。   駐車スペースより見上げています。1階リビングの掃出し窓は防火袖壁を設ける事により、2階中心の物干スペースの開口は30cm程度奥まらせる事によって延焼ラインをかわし、開口の大きなものとしています。
 
アプローチ階段を見ています。木製の手すり、フェンスとしています。階段下に枕木を立て、ポーチライト、カメラドアホンを設置しています。   玄関ポーチを見ています。深く彫込んで雨掛かりを除け、外壁と軒天井は板張りとしています。
 
玄関を見ています。げた箱を設え、奥に小さな物置、左手の引戸より室内へアクセスします。この建具は冬期の風除として使用します。   玄関より室内を見ています。階段によりロフトまでの吹抜けへと視線が抜けて行きます。また、スケルトン階段を通してLDKが見える形となります。
 
吹抜けを見上げています。2階左手の室内物干の窓より光を取り入れています。   階段側よりLDKを見ています。キッチンシンクを組み込んだ多目的テーブルを中心に、コンロ側天板をL字型に延長し、収納棚としています。
 
掃出窓側よりLDKを見ています。1階はLDK、右手奥のワークスペース、階段廻りをコンパクトにまとめた一室空間としています。   キッチンを見ています。シンク側ワークトップは薄い引出しを設えた多目的テーブルとし、コンロ側にもある程度引出しを造り付けています。
 
ワークスペースよりリビング方向を見ています。TV台もL字型に階段下へ延長した棚としています。ベンチや座卓的な使用も可能です。   2階ホールを見ています。各室、トイレ、物入、物干スペースへ、また、上下階へのアクセスを介する場となります。
 
2階洋室小窓よりホールを見ています。   ロフトを見ています。12帖程度のスペースとなっています。


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