巻町の農地との境界部、西側位置指定道路端部の敷地に計画された住宅。敷地に余裕はあるものの、北側一方向よりアクセスする道路と駐車スペース、日照に配慮し、建物は南面に登る片流れ屋根とし、南駐車スペース付近より緩やかな階段にてアプローチし、道路に面した玄関に向かう形としています。これにより道路侵入方向より玄関の見える形とし、南面の庭に面した開口廻りはほぼプライベートな場となるよう意図しています。建物1階はリビングと繋がる和室を設けた造りとし、それぞれ南面の掃出し窓を設けています。2階は各室への動線の集中する階段ホール部に余裕を持たせロフトまで繋がる吹抜けとし、共有のワークスペースを設けています。


 
模型写真A:道路よりアプローチすると北西より建物を見る形となります。こちらからでも玄関は見えています。   模型写真B:左手に見える玄関へは緩やかな階段によってアプローチします。
 
模型写真C:南西より見ています。南面には開口部が多く設けられています。   模型写真D:和室掃出し窓より内部を見ています。
 
模型写真E:リビング掃出し窓より見ています。   模型写真F:室内物干窓よりワークスペースを見ています。
 
基礎配筋の状況です。スラブD13@200立上がりH450としています。   基礎工事終了時の状況です。
 
1階軸組の状況です。品確法耐震等級3を満たす耐震要素を設けています。  

2階軸組の状況です。

 
竣工時外観です。こちらよりアプローチします。南側隣地には、水路を挟んで店舗の無開口壁となっています。   玄関廻りの外壁は杉板張りとしています。洗出しの緩やかな階段にて玄関にアクセスします。
 
駐車スペースより見ています。1階の和室掃出し窓には濡縁、リビング窓にもデッキテラスを設けています。   玄関より和室を見ています。玄関から直接アクセス出来、独立した客間として利用できるものとしています。
 

和室を見ています。真壁で付鴨居のみのシンプルな造りとしています。

  和室よりリビングを見ています。3枚引戸により仕切られるものとし、鴨居上部は開放の欄間としています。
 

玄関よりリビングを見ています。奥のキッチン入口、カウンター上開口は引戸により仕切られるものとしています。

(仕切られた状態はこちら)

 

リビングを見ています。階段脇の杉板張りの壁はTVのスペースとして取ってありますが、隠し扉より物入れにアクセスできます。その右手が洗面入口、丸柱脇の電話台、インターホン、キッチン入口、カウンターと繋がっています。

(仕切られた状態はこちら)

 

キッチン入口より和室方向を見ています。右手引戸が玄関よりの入口です。

(仕切られた状態はこちら)

  キッチンを見ています。正面左手より冷蔵庫置場、食品庫、右手のレンジ台、収納となっています。
 

階段より2階ワークスペースを見ています。奥に室内物干、上部にロフトとなります。

(仕切られた状態はこちら)

  室内物干よりワークスペースを見ています。左右に机と本棚を設えています。
 
2階洗面よりワークスペースを見ています。右手に洋間8帖入口、左手に6帖×2室の入口となります。   2階洋間8帖を見ています。左手が3帖のウォークインクローゼットとなります。
 

ロフトを見ています。10帖程のスペースとなります。

  ロフトよりワークスペースを見ています。


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