近隣商業地域、南側10m道路、東側4m道路に面する角地に計画された住宅。敷地面積32坪のなかで、2台の駐車、1階リビングを必須条件として、太陽光発電を設置するため南側傾斜とされた屋根のなかに小さなロフトを設けています。エントランス、LDK、水廻りを1階とするため、北側に設けられたキッチンへの採光をリビング上部に設けた小さな吹抜けより期待する配置としています。南側道路は広さに比して通行量は少ないのですが、リビング前の大きな開口は距離的に道路に近いため、デッキ、木製格子によってレイヤー状の緩衝がとれるよう考慮しています。